レンタルサーバーおすすめ5選!WordPress(ワードプレス)も高速で動く高スペックサーバーはどこ

レンタルサーバーは一体どこがおすすめなのか? Web制作会社でプログラマーをしていますが、レンタルサーバーの選定は本当に悩みますね。

  • 費用が安い
  • 安定した稼働率を誇る
  • WordPressが簡単にインストールできる

数多くのサイトを制作していますが、レンタルサーバーに求める要件は様々です。 ちなみにレンタルサーバーはWeb制作会社以外にも、ブロガーやアフィリエイターも利用していることが多いですね。 人気No.1のCMSであるWordPressワードプレス)なんかは、どのレンタルサーバーでも簡単にインストールできる時代になりました。 今は良いレンタルサーバーが増えて選ぶのが難しいですが、やはり人気のサーバーには理由があります。 当サイトではプログラミング初心者の勉強や、副業向けのプログラミングも取り扱っているので、そういった観点からおすすめのレンタルサーバーを紹介します。 Web制作会社で働いているので、中小企業に人気のレンタルサーバーも紹介します。

レンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーを選ぶポイントはいくつかありますが、重要となるのは以下のものになります。

この辺りの要件に問題がなければ、「おすすめ」として紹介できるレンタルサーバーになります。 一つ一つについて説明するので、参考にして下さい。

料金

まずレンタルサーバーの選定で大事なことは、月(年)の金額がどれくらいになるかです。 一般的にレンタルサーバーの場合、100円(それ以下もあります)~借りることができます。 高いものだと3,000円以上になるレンタルサーバーもあります。 毎月必要になる金額なので、あまりにサーバー代金が高いと運営できなくなります。 また安すぎるレンタルサーバー(プランにもよります)だと、WordPressワードプレス)が使えないなどと言ったリスクもあります。 今までWeb制作会社で色々なサーバーを利用しましたが、500円~1000円で借りれるレンタルサーバーならWebサイトの運営は十分できます。

使い勝手

レンタルサーバーを利用する時、一般的にコントロールパネルと呼ばれる画面から操作をします。 Webサイトはサーバーを借りて終わりではなく、ドメインを設定したり、FTPの設定をする、WordPressをインストールするなど、やることがたくさんあります。 こういった設定を行うのがコントロールパネルで、レンタルサーバー会社によって使い方が異なります。 ハッキリ言って、使いづらいレンタルサーバーは、コントロールパネルの表示が遅かったり、どこに何があるかわからない状態です。 当然、作業スピードが変わってくるので、使いやすいレンタルサーバーを借りたほうが素早くWebサイトを公開できます。

転送量

Webサイト運営の懸念に、アクセス過多になった場合に表示されなくなることがあります。 せっかくサービスを公開しているのに、サーバーがダウンして見れなくなってしまうのです。 個人サイトや中小企業のサイトではあまり見かけませんが、Yahoo!などで紹介されると起こる現象です。 一般企業のサイトでも、TVで紹介されるとホームページが見れなくなることがあります。 転送量は、こうしたアクセスが多くなった時にどれだけ安定して運営できるかの指標になります。 そこまで神経質になる必要はありませんが、レンタルサーバー選びのポイントの一つになるので覚えておいてください。

SSLが無料

ホームページなどWEBサイトのURLを見ると、「https://~」や「http://~」となっていることに気づくと思います。 SSLはWebサイトの安全性を意味するもので、今のWebサイトに必要不可欠なものになります。 SSL証明書と言いますが、レンタルサーバーによっては有料になるところもあります。 SSLを導入すると、年間の金額が高いので無料のレンタルサーバーを選ぶのがおすすめです。

その他

その他にも、バックアップ機能がついている、簡単インストール機能がある(WordPress)、マルチサイトで運用できる、といった条件があります。 この辺りの条件が揃っているレンタルサーバーなら、間違いなく長期的に運営していても問題は起こりません。

レンタルサーバーおすすめ5選

今回は、上記の条件を満たしているレンタルサーバーを紹介します。 おすすめできるレンタルサーバーは

の5つです。 それぞれの特徴を表にまとめたので参考にして下さい。

サーバー 初期費用 月額費用 使い勝手 転送量 無料SSL
エックスサーバー 3000円 1000円 70GB/日 あり
mixhost 無料 880円 70GB/日 あり
さくらレンタルサーバ 1000円 500円 80GB/日 あり
ロリポップ 1500円 500円 100GB/日 あり
ConoHa WING 無料 1200円 2.5TB/月 あり

この5つのサーバーは、他のレンタルサーバーに比べて費用も安く使い勝手が良いお勧めになります。 WordPressのインストールも簡単にでき、初心者でもブログやサイトの運営ができるコスパの高いサーバーです。 ※他のレンタルサーバーがダメなわけではありませんが、長年使っての感想になります。 それぞれのサーバーについて、詳細を説明するので自分の目的に合ったサーバーを選ぶ参考にして下さい。

エックスサーバー

高機能で信頼性No.1のレンタルサーバー。

初期費用 3000円
月額費用 1000円(1年前払いの場合。3年分払えば900円)
転送量 70GB/日
無料SSL あり
バックアップ機能 自動バックアップ機能 復元は別途費用が必要
ワードプレス簡単インストール あり

アフィリエイターやブロガー御用達のレンタルサーバーで、安定性やスペックなど総合的に見ておすすめできるレンタルサーバーです。 Web制作でも人気が高いレンタルサーバーで、アクセス負荷で落ちたりサーバーが不安定になることはほとんどありません。 サイトの表示速度も高速で、月1,000円のサーバーとしては申し分ない実力です。 もちろんSSLも無料で利用できるので、個人情報などのセキュリティも安全に通信できます。 他にもWordPressの簡単インストール機能、サポートが24時間365日対応、自動バックアップなどを無料で利用できるなどレンタルサーバーとは思えないサービス内容となっています。 1,000円代のレンタルサーバーは、mixhostかエックスサーバーのどちらかしか選択肢がないと思っています。 エックスサーバーが一番おすすめなのは、管理画面が綺麗で使いやすいからです。 「迷ったらエックスサーバー」という言葉もあるらしく、信頼性はバツグンのレンタルサーバーです。

mixhost

処理速度や安定性がピカイチの超おすすめサーバー。

初期費用 無料
月額費用 880円
転送量 70GB/日
無料SSL あり
バックアップ機能 自動バックアップ機能
ワードプレス簡単インストール あり

ここ数年で人気が上がってきたレンタルサーバーで、個人的にも超おすすめのハイスペックサーバーです。 サービス開始当初は不具合も多く使い勝手が悪かったのですが、数年でサービスが改善してエックスサーバーにも劣らないレベルになりました。 高速Webサーバーの「LiteSpeed」を導入していて、表示速度に関してはエックスサーバーを超えていると感じます。 安定性も高く、Web制作で運営していて問題が起こったことはありません。 金額も月額880円と、コスパの高さはレンタルサーバーで一番ではないかと思います。 欠点は、SSDの容量が少ないので大量のデータを扱うのが難しいことです(プランを上げれば対応できます)。

さくらレンタルサーバ

格安レンタルサーバー最大手の実績を誇る。

初期費用 1,000円
月額費用 500円
転送量 80GB/日
無料SSL あり
バックアップ機能 あり※設定要
ワードプレス簡単インストール あり

格安のレンタルサーバーの大手なので、安心感と言う意味でおすすめできるレンタルサーバーです。 スペックやサポートについては、値段相応のもので他のサーバーに比べて飛びぬけて良いわけではありません。 Web制作の現場では、安さが魅力で利用されるケースもかなりあります。 管理画面の使いやすさやスペック面などの長期的な運用を考えると、エックスサーバーやmixhostに軍配が上がります。 ただ500円代のレンタルサーバーとしては、電話サポートや大手と言う信頼感から利用をおすすめできます。

ロリポップ

格安レンタルサーバーでは頭一つ抜けているおすすめサーバー。

初期費用 1,500円
月額費用 500円
転送量 100GB/日
無料SSL あり
バックアップ機能 あり※有料(月300円)
ワードプレス簡単インストール あり

500円代の格安レンタルサーバーの中では、さくらレンタルサーバーかロリポップがおすすめになります。 おすすめは500円のプランなのですが、250円プランでもWordPressが利用できる稀なサーバーです。 ※ただし250円プランでは、データベースが1つしか使えないので複数サイトの運用には向いていません。 とりあえずサーバー代は安くすませたい人におすすめできるレンタルサーバーです。 もちろん本格的なブログやサイト運用はできるので安心してください。

ConoHa Wing

国内最速の超高速レンタルサーバー。

初期費用 無料
月額費用 1,200円
転送量 2.5TB/月
無料SSL あり
バックアップ機能 自動バックアップ機能
ワードプレス簡単インストール あり

まだ新しいレンタルサーバーなので、口コミは少ないですが今後有力なサーバーとして紹介されることが予想されます。 新しいサーバーは安定性やサポート面で不安がありますが、国内最大手のGMOが運営しているので、その辺りは全く問題ありません。 気になる速度ですが、Webサイトの表示速度は確かに他のサーバーに比べて頭一つ抜けている印象です。 ※表示スピードについては、今後、変わってくるかもしれないので随時報告したいと思います。 表示スピードの速さは、SEOにも関係すると言われているので選定理由としては十分です。 料金が1,200円と少し高いのがネックになりますが、個人的におすすめできるレンタルサーバーとして注目しています。 実際にConoHa Wingで運営しているサイトは、表示速度の速さもあり離脱率が低く調子良いですね。

WordPressの運営ならこのレンタルサーバ

ホームページの制作やWordPressワードプレス)などの、一般的なWebサイトにおすすめのレンタルサーバーを紹介しました。 一応、おすすめ5選を紹介しましたが、WordPressワードプレス)でブログやサイトを運用するなら、

  • 安定性
  • 高速表示
  • バックアップ機能

この3つを重視して選定することをおすすめします。 金額については、安いレンタルサーバーはたくさんありますが、あまり値段が安いと安定しないケースもあるのでおすすめはできません。

安定性

サイトの運営でトラブルが発生して見れなくなった場合、かなりの機会損失になるからです。 仮に1時間に10人新規のユーザーが見に来ていたとしたら、見れない1時間で10人もの顧客を失うことになるからです。 サーバの稼働が安定していれば、こうしたトラブルを防ぐことができます。 特にアクセスの多いサイトで、サーバダウンの復旧が遅いと致命傷になります。 エックスサーバーやmixhostは、障害があっても復旧が早いので安心して利用できます。

高速表示

WordPressワードプレス)の場合、データベースを使ったシステムになるので、どうしてもサイトの表示速度が遅くなります。 高速のプラグインもありますが、静的なページに比べるとどうしても遅くなります。 SEO的にもサイトの表示速度は重要視されているので、高速表示の仕組みがあるレンタルサーバーを選ぶのがおすすめです。 mixhostかConoha Wingが、表示速度では最高クラスのレンタルサーバーになります。 エックスサーバーも高速化の対応ができているので、もちろんおすすめになります。

バックアップ機能

Web制作の仕事をしていると、間違えてファイルを壊したり、データを消失することがあります(特に新人に多い)。 制作会社であればバックアップを取っているのですが、個人で運営しているとわからないことになります。 バックアップ機能があるレンタルサーバーなら、万が一、データを消失しても復元することができます。 WordPressワードプレス)の操作は人間の作業になるので、間違えて壊すことも当然あります。 そんな時のために、バックアップ機能があると本当に助かります。

WordPressワードプレス)におすすめのレンタルサーバー3社

今回は、金額も含めたおすすめのレンタルサーバー5社を選定しました。 ただWordPressワードプレス)の運用を考えるのであれば、圧倒的に以下の3社がおすすめです。

サーバー 初期費用 月額費用 使い勝手 転送量 無料SSL
エックスサーバー 3000円 1000円 70GB/日 あり
mixhost 無料 880円 70GB/日 あり
ConoHa WING 無料 1200円 2.5TB/月 あり

理由は前述したように、安定性や高速表示、そしてバックアップ機能が充実していることです。 値段は少し高くなりますが、サイトは公開して終わりではなく長期的に運用していくものです。 よくあることなのですが、初期は安いサーバーで構築したけど、アクセスも増えたしスペックの良いサーバーに移行したいという要望がでます。 ※ワードプレスは長期運用をすると、どうしてもデータベースの問題で遅く重くなります。 サーバー間の移行は手間がかかるので、最初から良いスペックのレンタルサーバーにしておくべきだったと後悔してしまいます。 金額の違いが月に500円ほどなので、費用対効果を考えて最初から良いスペックのサーバーにしましょう。 ブロガーやアフィリエイターの方は、軌道に乗るとアクセス数がアップするので最初から良いレンタルサーバーにしておいた方が良いですよ。 その意味で、エックスサーバーやmixhostが他のサイトでもおすすめとして紹介されているのは理解できます。 ConoHa Wingも表示速度がとても速いので、今のうちに使うのもおすすめです。 レンタルサーバー選びは長期的な運用を考えて選ぶことが、失敗しないポイントになります。